Zeus-FX構築手順(FXTF)
Zeus-FX構築手順
Zeus-FXの構築手順について説明します。大きく2つの手順で設置していきます。
【1.Windows端末(VPS/各自PC)の構築】
【2.MT4-EAの構築】
以下の通り、上記の内容を順番に説明します。
【1.Windows端末(VPS/各自PC)の構築】
こちらはさくらインターネットのVPSを利用した場合の設定について説明します。各自のPCでもWinodws部分は同じですので参考にして実施して下さい。
(1)さくらインターネットVPSへ申し込み
さくらインターネットのサイトにアクセスしVPSを申し込みます。(さくらインターネットはGoogleより検索し開いてください。)
申し込み内容は以下となります。
1)W1S(CPU:仮想2Core、メモリ:1GB、SSD:50GB )
2)ライセンス:リモートデスクトップ(RDS SAL)を「1」ラインセンス
その他の申し込み内容
・リージョン・ゾーン選択:どこでも良いです(不明な場合は「石狩 第一ゾーン」)
・サーバへプリインストールするソフトウェアの選択:「プリインストール不要」
申し込みが完了するとログイン情報のメール「件名:[さくらのVPS] 仮登録完了のお知らせ」が数分で届きますので、お待ちください。
【2週間は無料で利用可能です。2週間後に自動で課金されます】
(2)VPS起動
さくらインターネットのVPSにログインする前に起動させる必要があります。さくらインターネットのVPSコントロールパネルにログインし「起動」して下さい。
(見ている画面により表示が異なる場合もありますが、起動させている必要があります。)
【VPSコントロールパネル】
さくらインターネットVPSのコントロールパネルを開きます。
(ログイン情報は送付されたメール「件名:[さくらのVPS] 仮登録完了のお知らせ」に記載されています。)
(3)VPSログイン
起動が完了したらログインします。Windows端末にて「リモートデスクトップ接続」を起動し接続します。(Mac端末の場合はリモートデスクトップアプリをインストールして接続します。)
(3-1)Windowsマークから「Windowsアクセサリ」の「リモートデスクトップ接続」を選択
(3-2)IPアドレスを入力し「接続」をクリック
(3-3)ログイン情報を入力しログイン(ログイン情報はメールにて送付されています)
アカウント名が入力できない場合は、その他の「別のアカウントを使用する」を選択して入力して下さい。
以下が表示された場合は「今後確認しない」にチェックして「はい」をクリック
(4)WindowsServer2016の設定
(4-1)ネットワーク設定
以下のネットワーク設定はPCの検出をしませんので「いいえ」をクリックします。
また、起動しているサーバマネージャーも右上のバツボタンで閉じて下さい。
(4-2)WindowsUpdate更新の停止
windowsキー + Rで検索窓を表示し「gpedit.msc」で検索しリターンし、ポリシーエディターを開く。
下図のように、[コンピューターの構成] – [管理用テンプレート] – [Windows コンポーネント] – [Windows Update] 内の [自動更新を構成する] を右クリックし、「編集」を選択します。
下図のように「無効」にチェックをいれて「OK」クリックして下さい。
《★★★注意★★★》
WindowsのUpdate更新を止めますので一年一度程度(もしくはWindowsでセキュリティ問題が報告されている時)のUpdateの実施をお願いします。
(4-3)ダウンロードの許可
下図のように、[コンピューターの構成] – [管理用テンプレート] – [Windows コンポーネント] – [Internet Explorer] – [インターネットコントロールパネル] – [セキュリティページ] – [インターネットゾーン] 内の [ファイルのダウンロードの許可] を右クリックし、「編集」を選択します。
下図のように「有効」にチェックをいれて「OK」クリックして下さい。
上記で設定が完了ですので、ポリシーエディターを閉じて下さい。
(5)chromeのダウンロードとインストール
(5-1)chromeのダウンロード
InternetExplorerを起動し、メニューより「インターネットオプション」を選択します。
[セキュリティ] – [信頼済みサイト] – [サイト] に 「https://www.google.co.jp」 を入力し「追加」をクリックします。(あとは閉じてとOKで画面を閉じます)
InternetExplorerを再起動しアクセス欄に「chrome」と入力してChromeのダウンロードページをクリックし表示する。
ダウンロードページが表示されたら「Chromeをダウンロード」ボタンをクリックしダウンロードします。
(5-2)chromeのインストール
ダウンロードしたファイルをダブルクリックしインストールします。
【2.MT4-EAの構築】
(1)MT4のダウンロードとインストール
掲載している「FXTF FX」を利用した導入マニュアルはあくまでも参考となります。
※基本的な手順は、他の証券会社も同様となります。
(1-1)FXTF-MT4のダウンロードとインストール
Chromeを立ち上げ、FXTFにログインしトップページから左上部の「MT4ダウンロード」をクリックし表示する。
MT4ダウンロードをクリックしファイルをダウンロードします。
(1-2)FXTF-MT4のインストール
ダウンロードしたファイルをクリックし実行(確認画面が表示された場合は実行をクリック)します。
インストールが始まり以下の画面が表示されたら、「設定」をクリックします。
「オープンMQL5.communityウェブサイト」のチェックを外し、「次へ」をクリックします。
最後に「完了」ボタンをクリックしてインストールは完了となります。
(2)FXTF-MT4の設定
(2-1)インストールが完了すると自動で起動しますので、口座へのログイン画面が表示されるのでログインしてください。
《ログインID、パスワードを記載した【口座開設完了のご案内】が郵送されていますので、確認ください。》
ログイン情報に記載された該当サーバを選択し、以下の画面でログインします。
《★★★注意★★★》
ログイン後に右下のグラフアイコン部分を確認し『無効な口座』と表示されている場合、ID・パスワード・サーバーのどれかが間違っている状態になります。(通貨ペアの価格が数秒単位に変更される場合はログインできていますので問題ありません。ただし、週末はマーケットが閉まっているので価格は動きません。)
その場合、『ファイル』の『取引口座にログイン』から再度、ログイン情報を入力しログインして下さい。
(2-2)MT4設定
上部メニューの「ツール」から「オプション」を選択し設定します。
『サーバー』の『ニュースを有効にする』のチャックを外す。
『チャート』の『再表示用に削除済チャートを保存』のチェックを外す。『ヒストリー内の最大バー数』 『チャートの最大バー数』を 6000 に変更。
『エキスパートアドバイザ』の『自動売買を許可する』と『DLLの使用を許可する』 、『WebRequestを許可するURLリスト:』 のチェックを入れ、「https://fxs.nojizeus.info」と入力して下さい。
「OK」をクリックし設定画面を閉じる。
(3)Zeus-FX構築
(3-1)MT4にZeus-FXをインストールする。
MT4上部メニュー『ファイル』から 『データフォルダを開く』を選択し表示されたフォルダ内の『MQL4』から『Experts』を開きます。
『Experts』フォルダにメールで送付した「Zeus-FX_xxxxx.ex4」ファイルを入れます。
(3-2)MT4を再起動してZeus-FXを設置する。
MT4を再起動して「EURJPY」を右クリックし「チャート表示」を選択します。チャートは1時間足表示なので、「M1」ボタンを押して1分足表示にします。
1分足チャートが表示されたら『エキスパートアドバイザ』内の『Zeus-FX_xxxxxxx(口座番号)』をチャート にドラッグ&ドロップをします。
《EURJPYで動作させても、USDCHFも同時に動作しますので、チャートはEURJPYにドラッグドロップすれば問題ありません》
(3-3)Zeus-FXの設定
ドラッグドロップした時に設定画面が表示されますので、確認して下さい。
(右上のニコちゃんマークをクリックしても設定画面が表示されます。)
以下の画面で『自動売買を許可する』と『DLLの使用を許可する』 のチェックがあるか確認します。
以下の画面でZeus-FXの設定を行って下さい。
【Zeus-FX設定推奨値はこちら】
(3-4)Zeus-FX動作状況確認
自動売買ソフトが動作している場合は『自動売買のスイッチ』が『ON(緑)』になっていること、及び、チャート右上に『Zeus-FX_xxxxxxxと、にこちゃんマーク』が表示されますので確認して下さい。
以上で構築が完了です。
上記、設定完了後に1、2日経っても(土日は取引はありませんので、平日の1、2日経過)取引が開始されない場合は構築に失敗しています。再度、上記手順を見直して構築をお願いします。